【セラピストの手】
トレーナー・施術家・理学療法士として多くの患者さんの体に触れてきた私が、セラピストとして最も大切にしていること…
それは「手の感覚を研ぎ澄ます」ことです。
セラピストの手は、患者さんを治療する「道具」であるだけでなく、異常な部分を見つける「センサー」として大切な役割があります。
手技療法のセミナーに参加される人の中には、「やり方を学べば治療ができる」と勘違いされている人が多いのですが、
私は常々、「患者さんの体から伝わってくる反応を受け取る感覚を磨いてください。」と伝えるようにしています。
セラピストが患者さんの状態を深く感じられるかどうかによって治療効果に差が出てきます。
ゴッドハンドと言われる治療家の手は、感じ取る能力が高いのです。
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