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『この前の理学療法士の先生を呼んでください!』

『この前の理学療法士の先生を呼んでください!』

私がリハビリ病院に勤務していた頃のこと…

看護師さんが「整形外科の○○先生を呼んできて!」と大騒ぎしていました。

脳卒中で入院中の高齢女性。
ちょっとしたことで、すぐにアゴが外れてしまうのです。(反復性・習慣性の顎関節脱臼)

私は隣のベッドで患者さんのリハビリをしていたのですが…

医師がすぐに来れないようで、看護師も困っていました。

そこで、私は「ちょっと見せてください…」と難なく整復してしいました。

この患者さん、整復する時はいつも痛くて泣き叫び、無意識に医師の指を噛んで、流血の事態になることもあったそうです。ご家族も大変心配されてました。

顎関節の整復は、無理矢理に戻そうとすると反射的に筋肉に力が入り、力を込めれば込めるだけ口が閉じてしまいます。患者さんも医師も辛いだけです。

私は施術家・理学療法士として、関節や筋肉の反応を熟知していましたので、力加減や方向を感じながら整復します。

医師の教科書に書かれている「顎関節脱臼の整復方法」だけを知っていてもできない「感覚技・経験知」ですね。整形外科の医師にもコツを教えてと頼まれました。

それ以来、この患者さんのご家族は「あの理学療法士の先生呼んで!」と、私をベッドサイドにご招待くださるようになりました。

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